前会長宅に打ち上げられた船

平成23年3月11日14時46分に発生した大震災により各地で壊滅的な被害を受け、大曲浜獅子舞保存会においても例外でなく前会長はじめ4名の命が奪われ、又会員の家族や親せきの尊い命が奪われる事となりました。
また代々受け継がれて来た獅子頭9体流失。内4体は発見したものの実際に使用できるのは2体のみ太鼓や笛などの獅子舞に欠かせない道具やこれまで先輩たちが残してくれた法被等の衣装も全て流失してしまいました。

平成23年7月20日

市、県文化担当者及び文化財専門家による大曲浜獅子舞の現状調査及び聞き取りを実施。情報提供や今後の支援を申し出てもらったがその時点では会員の安否や消息が不明な状態であり一度会員を集めて今後の方針を決定した後に改めて相談する事としました。

平成23年8月13日

会員12名が集まり保存会の継続・休止・廃止を検討し全会一致で継続を決定し、新役員体制で平成24年1月3日の大曲浜新橋での獅子舞再スタートを確定する。

平成23年9月5日

演歌歌手の石川さゆりさんの「石川さゆり 東北民謡との出会い旅」の企画で大曲浜を視察していただいた際、夜に行われた保存会の会議に来ていただき宮城県民謡斉太郎節のご指導を受けました。石川さんは斉太郎節は知っていたがさすがに浜甚句は知らず宿題として持ち帰られました。

平成23年9月10日

会議参加会員17名に獅子舞の現状とこれまでの流れを報告しました。
・獅子頭・木製の獅子頭1体は文化財資料として修繕する。
・太鼓・・・大太鼓は東京都大田区羽田神社様より頂いた義援金により購入予定
小太鼓は東松島市内の建設会社様からの協力を得て購入する予定
・衣装・・・市や県の文化財課の協力で購入予定だが未決定などまだまだ課題が
山積しています。

平成23年10月6日

大曲浜獅子舞初練習。参加会員15名
道具もまだ揃わないが新体制になり唄や獅子舞の練習をしました。
特にお知らせもしてないのに大曲浜住民が50人程集り、獅子舞の練習を涙を流しながら見ている姿を見て、会員一同今一度心引き締めて取り組まなければならないと思いました。さらに石川さゆりさんが唄の指導に登場。急きょ宿題の発表会となりましたが緊張感や練習不足で披露する事となり全員冷や汗を掻く事となりました。

平成23年10月29日

新しい太鼓が来たので音合わせを兼ねて練習日。
今まで使って来たものと違い真新しい匂いに会員一同熱がはいりました。

平成23年12月30日

新しくなった法被等の貸与。
新しくなった法被・袴 ・前掛け等を会長から1人1人手渡され獅子舞を披露出来るようになりました。


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東松島市大曲浜獅子舞保存会・事務局
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